アプリ開発というのは、企画や準備が物凄く大切です。
良いアイディアを出せなければ、そこから先に進むことはできません。
ただ、良いアイディアを出そうと思えば思うほど、考えが煮詰まってしまいますよね。
そこでこの記事では、開発するアプリのアイディアを効率よく出すためのコツについて、詳しく解説していきます。
・アプリ開発のアイディアが浮かばないのはなぜ?
まずは、アプリ開発のアイディアが浮かばない原因として考えられることをいくつか紹介していきます。
・・知識やスキルが足りない
アプリ開発には、専門的な知識が必要になってきますが、これらの知識が不足しているとアイディアも浮かびにくくなります。
なぜなら、アプリ開発における過程や方法がわからず、どのようなアイディアを出せばよいかわからなくなってしまうからです。
スキルや知識が不足していると、それだけでアイディアの数も、質も低下してしまいますので、知識を持ったメンバーと一緒になって考えていくということが大切です。
・・アンテナを張っていない
世の中には、様々なアプリがあります。
思い付きだけでアプリを開発してしまうと、
・ユーザーが集まらない
・競合に押しつぶされる
というようなトラブルに発展します。
ただ、完全にアプリ市場が飽和したわけではなく、まだまだ人々の役に立つアプリはたくさんありますし、悩みや課題を抱えているユーザーもたくさんいるのです。
このような世間の悩みや課題、市場の隙間にアンテナを張っておかないと、アイディアが出てこなくなってしまいますので注意しましょう。
・・お金儲けしか考えていない
アプリはマネタイズの方法も多く、やり方次第では安定した収益を得られるようになります。
ただ、お金儲けだけを考えてしまうと、本当の意味で役立つアプリをリリースすることができなくなります。
また、お金儲けばかりを考えると、アイディアの幅が極端に狭くなりますので注意が必要です。
・アプリ開発のアイディアを出す秘訣とは?
では次に、アプリ開発のアイディアを効率的に出していくための秘訣について、詳しく解説していきます。
・・とりあえず不満を上げてみる
アプリ開発のアイディアを出すためには、現状の不満を片っ端から書き出してみることが大切です。
この時は、開発するかしないか、開発できるかできないかは一旦置いておき、
・悩んでいること
・不便に感じていること
を書き出していくようにしましょう。
そうすることによって、アイディアの元になる悩みや課題を見つけられるようになります。
・・開発者目線ではなくユーザー目線で考える
先ほども解説したように、利益や収益など、開発者目線で考えてしまうと、良いアプリができなくなりますし、アイディアも浮かばなくなります。
大切なのは、ユーザー目線で考えるということです。
ユーザー目線に立ち、
・どんなアプリがあったら便利か
・利用料金がいくらならそのアプリを利用するか
ということを考えながら、アイディア出しを行っていきましょう。
・・既存アプリから考える
アプリ開発に挑戦している方の中には、
「新しいアプリを1から生み出さなければならない」
と考えている方もいますが、決してそんなことはありません。
既存アプリの穴を見つけ、その穴を埋められるようなアプリを開発することができれば、人気を集められるようになるでしょう。
人気アプリや話題のアプリからもアイディアを膨らませることができますので、アンテナを張りながらリサーチをしてみてください。
・・人に聞いてみる
「良いアイディアを考えなければ」
と思えば思うほど、考えが煮詰まってしまいます。
そんな時は、
・上司
・同僚
・部下
・友人
・家族
・恋人
など、第三者に悩みや課題を聞いてみるのも良いでしょう。
第三者に意見を求めることにより、自分の考えの偏りや固定観念に気づかされるケースもありますので、一石二鳥と言えます。
・アプリ開発のアイディアを出す時に注意すべきこと
では次に、アプリ開発のアイディアを出す時に注意すべきことをいくつか紹介していきます。
・・ひとまず競合については考えない
アプリ開発を行う際は、競合についてしっかりと調査し、差別化できる部分を明確にしていくことが大切です。
ただ、アイディア出しの段階では、競合について一旦忘れることをおすすめします。
なぜなら、競合のことを考えてしまうと、アイディアの幅が狭くなってしまうからです。
「このアプリはあの有名な企業がリリースしている」
「こういうアプリは競合が多すぎて難しそうだ」
となってしまうと、それ以上考える余地がなくなってしまいますので、チャンスを逃すことになってしまうのです。
・・ちょっとしたアイディアでもメモを取る
アプリのアイディアだしを行う際は、ちょっとしたことでもメモに書き留めるようにしましょう。
そうすることによって、複数のアイディアを掛け合わせて、1つのアイディアとして確立させられるようになりますので、無駄なく計画を練っていけるようになります。
・まとめ
アプリのアイディア出しに躓いてしまっている方はたくさんいます。
確かに、昨今では様々なアプリが続々とリリースされていますので、
「市場が飽和しているのでは?」
「これ以上新しいアプリを開発するのは無理なのでは?」
と悩んでしまうこともありますよね。
そのような方は、今回紹介した秘訣を参考にしながら、一旦頭の中を整理したうえで、再度アイディアを考えてみましょう。
「どうしてもアイディアが浮かばない」
という方は、弊社までお気軽にご相談ください。