アプリ開発と聞くと難しく感じてしまうかもしれませんが、最低限の知識とスキルさえ身に付ければ、個人でもアプリの開発やリリースを行うことができます。
この記事を見ている方の中にも、
「個人でアプリを開発してみたい」
と考えている方がたくさんいるでしょう。
そこで今回は、個人でアプリ開発を行うメリットや、開発前に知っておくべき注意点について詳しく解説していきます。
・アプリ開発を個人で行うメリットは?
では早速、アプリ開発を個人で行うメリットについて詳しく解説していきます。
・・収入を得られる
アプリは、様々な方法でマネタイズすることができます。
広告収入を得ることもできますし、アプリ内課金で収益を得ることも可能です。
また、サブスクリプションサービスとして提供し、毎月安定した収入を得るということもできます。
開発したアプリが注目を集め、多くのユーザーに使ってもらえるようになれば、その分多くの報酬を得られるようになりますので、副業としても最適と言えるのです。
・・ポートフォリオとして活用できる
アプリ開発には、知識やスキルが必要になってきます。
自分でアプリを開発することができれば、その実績をポートフォリオに掲載できるようになりますので、
・副業
・転職
などで有利に働くのです。
・・好きなように開発できる
個人でアプリ開発を行う場合、決定権は全て自分にありますので、誰かから指示されたり、命令されたりすることもありません。
自分の好きなように開発し、好きなタイミングでリリースできるというのも、個人でアプリ開発を行うメリットと言えます。
また、好きなように開発したアプリを、ユーザーが高く評価してくれれば、言葉では言い表せないやりがいを感じられるでしょう。
・・リスクを押さえられる
制作会社にアプリの開発を丸投げした場合、かなり高額な費用がかかります。
しかし、全ての工程を自分で行う場合、ほとんどリスクをかけずに開発を行うことができますので、仮に失敗してしまったとしても、経済的なダメージを最小限に抑えられます。
アプリ開発は、パソコンさえあれば誰でも挑戦することができますので、興味がある方は是非挑戦してみてください。
・・事業化することもできる
個人で開発したアプリが思いのほか人気を集め、そのまま起業した方もたくさんいます。
それくらい、アプリ開発には夢があるのです。
自分一人でアプリを開発する場合は、リソースや予算の関係から、最低限の機能だけを搭載した、シンプルなアプリを制作することになるでしょう。
しかし、多くのユーザーから評価してもらえるようになれば、収益も右肩上がりになりますので、エンジニアやデザイナーなどを雇って、より質の高いアプリにパワーアップさせられるようになるのです。
最初は小さなプロダクトかもしれませんが、ユーザーの悩みや課題解決に向けてコツコツ努力していけば、組織化も夢ではありませんので、起業に興味がある方は是非挑戦してみてください。
・アプリ開発を個人で行うデメリット、注意点は?
では次に、アプリ開発を個人で行うデメリットや注意点について、詳しく解説していきます。
・・コストがかかる
先ほども解説したように、アプリ開発を全て自分で行う場合、「開発費」の削減に繋げられます。
アプリ開発には、数十万円から数百万円単位のお金がかかりますので、これらの費用を削減できるというのは、非常にありがたいことです。
ただ、完全無料でアプリを開発し、公開できるかと言われると、そういうわけでもありません。
例えば、iPhone用のアプリを公開する場合は、年間費用が発生してきますので、収益が一切上がっていない場合は赤字になってしまうのです。
・・スムーズに作業が行えなくなることもある
アプリ開発には、多くの時間と労力が必要になってきます。
この記事を見ている方の中には、
「副業でアプリ開発に挑戦してみたい」
と考えている方もいると思いますが、副業で挑戦する場合は、限られた時間の中で、いかに効率よく開発を進めていくかがカギになってきます。
場合によっては、
・趣味の時間を削る
・寝る時間を削る
などして作業を進めなければならないことも出てくるでしょう。
また、知識やスキルが不足している場合、課題やトラブルをスムーズに解決できなくなってしまうため、基本的な知識やスキルを身に付けたうえで挑戦することをおすすめします。
・個人でアプリ開発を行う場合のステップ
では次に、個人でアプリ開発を行う場合の大まかなステップについて、詳しく解説していきます。
ステップ1:企画
アプリ開発を行う際は、企画や設計から始める必要があります。
このステップのことを、専門用語で「要件定義」と呼びます。
スムーズにアプリ開発を行うためにも、
・何のためにアプリを開発するのか
・どのような機能が必要なのか
・仕上がりはどのような感じになるのか
・コストはどれくらいかかるのか
などを事前に考えておきましょう。
ステップ2:環境整備
アプリを開発するためには、環境を整備する必要があります。
パソコンが必要なのは言うまでもありませんが、スペックにもこだわる必要が出てきます。
Windowsでも開発は可能ですが、IOSアプリを開発する場合は、Macを用意しておかなければなりません。
他にも、
・Wi-Fi
・開発ツール
などを用意しておく必要が出てきますので、事前に必要な物や環境を洗い出し、早い段階で準備しておきましょう。
ステップ3:開発
準備が整ったら、いよいよ開発に入ります。
Java、Swiftのスキルや知識があれば、すぐに開発に取り掛かることができます。
この時に注意すべきなのが、
「最初から100点のアプリを作ろうとしない」
ということです。
最初から完璧なアプリを作ろうとしてしまうと、どうしても手が止まってしまいます。
これではアプリ開発の効率が低下してしまいますので、
「構築しながら改善していく」
という意識を持ち、とにかく手を動かしてみましょう。
ステップ4:テスト&リリース
アプリが完成したら、テストを行いましょう。
動作に問題がなければ、そのままリリースしてみてください。
ただ、アプリをリリースするためには、
・APP Store
・Google Play
に登録をしなければなりません。
どちらも無料で登録できるわけではなく、APP Storeの場合は99ドル、Google Playの場合は25ドルの初期登録費用がかかります。
また、APP Storeの場合は毎年99ドルのコストがかかってきますので注意が必要です。
・質の高いアプリを開発するにはどうすればいい?
個人でアプリを開発することは決して不可能ではありません。
必要な知識やスキルを身に付け、緻密に計画を練ったうえで挑戦すれば、イメージ通りのアプリができあがるでしょう。
ただ、スキルや知識が不足している場合、イメージ通りのアプリが開発できなくなる可能性が高まります。
また、スキルや知識があっても、作業に割ける時間が少なければ、開発にかなりの期間がかかってしまうでしょう。
「質の高いアプリを最短で開発したい」
そう考えている方は、制作会社に開発依頼をかけることをおすすめします。
全ての工程を依頼すると高額になりますが、作業の一部だけを依頼すれば、大幅なコストカットに繋げられます。
弊社では、法人様からのご依頼だけでなく、個人様からのご依頼にも対応しておりますので、ご興味おありの方はお気軽にご相談ください。
・まとめ
アプリ開発を個人で行うことにより、様々なメリットを得られるようになります。
中には、副業として始めたアプリ開発が軌道に乗り、そのまま起業した方もいますので、夢のあるビジネスと言えるのです。
ただ、アプリ開発には様々な知識やスキルが必要になり、全てを一人でこなす場合、完成までにある程度の期間がかかってしまう可能性が高いです。
質の高いアプリを開発したい方や、開発期間を短縮したい方は、弊社までお気軽にご相談ください。